本文へ移動

感想ノートよりお客様のお声

第120回展観 「和同開珎 ―出土した古代銭の謎―」

  • 大変素晴らしい。特に鋳銭鋳型の展示が見られたのはよかった。(60代。10月14日来所)
     
  • 古代銭をまとめて見るのは初めてですが、歴史を含めわかりやすく展示されており感激です。温かい飲み物も感謝です。(70代。10月14日来所)
     
  • 貴重な古代銭を実物で見学でき勉強になりました。字体や重さの違いなど、説明がわかりやすかったです。(40代。11月7日来所)
     
  • 一番興味を持ったのは中国戦国時代や前漢後漢の貨幣、その時代の人々の暮らしを思いめぐらしながら見ました。一番古いと教えてもらった「垣」と「藺」の大きさに驚いた。どんな富んだ人が持っていたのだろうと思いめぐらした。(60代。11月9日来所)
     
  • いつもながらの見やすい展示、研究状況が専門外の人間にもわかりやすく説明されていて、工夫がたくさんあり大変勉強になります。(40代。11月9日来所)
     
  • 和同開珎は「わどうかいほう」と習ったのに、「わどうかいちん」と呼ぶようになったのが不思議でしたが、その説明があって納得しました。(50代。11月15日来所)
     
  • 古銭の裏側も見える展示が良いと思いました。製造方法がわかる展示や、真贋の解説も良いと思いました。(40代。11月16日来所)
     
  • 新和同より古和同の方が味のある時に感じられました。それにしても中国は文化的にもすごく先行していたことを改めて感じました。(60代。11月24日来所)

第119回展観 「中国古代の瓦と鏡・日本の刀剣と拵え」

  • 瓦にも面白さがあると初めて気付かされました。黒川研究所はいつも斬新な切り口で楽しませてくれます。(4月20日来所)
     
  • 職人さんたちがアイデアや工夫を凝らし、自分の持てる技術をぶつけて表現したアイテムたちは本当に見入ってしまいます。私もものを作ったりするのが好きなので、本当に尊敬しています。自分のフィルターを通してしかできないものを、昔の職人さんたちのようにとことん追求していきたいなと、展示を通して改めて感じました。(5月4日来所)
     
  • 美術品が特定の分野に偏らず、横断的に展示される事により、金工と絵画、書画や染織に至るまで相互に影響していることを学べました。刀剣は刀身のみならず拵など合わせての総合芸術である事に感銘を受けました。(5月24日来所)

第118回展観「刀剣のかがやき 刀装具のいろどり」

  • 東京から来ました。籠手切を見に来たのですが、伏見貞宗に思わず見ほれてしまいました。館員の方も丁寧でたいへん見やすい展示でした。(11月2日来所)
     
  • もっと刀をみたかったですが、もんがかいてあったのでとてもわかりやすかったです。(10月14日来所。9才)
     
  • 前評判通り、とても見やすく刀が美しく見えてとても嬉しかったです。角度を変えて地鉄も刃紋も全部見られる展示は意外と少ないので…(10月21日来所)
     
  • 刀装具の鯉の縁頭の細部も素晴らしかったです。様々な年代の刀剣の特徴や来歴もわかりやすく折り紙もとても興味深かったです。(11月3日来所)
     
  • 伏見貞宗や鳥飼国次の折り紙や刀装具を答申とともに見られる機会はなかなかなく、当時の刀剣の価値観や人との関係、想いなどが少し覗けたような気がして、とても貴重な経験をさせていただきました。(11月5日来所)
     
  • 刃紋が刀剣によって違って、炎みたいだったり波みたいだったり雲みたいだったり、物語が刀の中で進んでる。海の表面に揺らめく朝もやみたいだったのが印象的でした。刀装具も装飾が細かくてみていて面白いです。(11月14日来所)
     
  • 刀の重さを描いて下さってあったので、「実際に持つとこんな重さなのかな」と想像が膨らみました。伏見貞宗がすごく見応えがありました。(11月25日来所)

「中国古代の青銅貨幣・円山四条派の絵画・刀剣と刀装具」

  • 今回も初日に来ることができました。素人でも本物の持つ迫力はわかるように思います。特に刀の美しさには圧倒されます。武器ではなく芸術品というしかなく昔の人の技術に驚くばかりです。(4月15日来所)
     
  • 中国の最初の貨幣の形がとても衝撃的でした。いちばんのお気に入りは、おたまじゃくしの目貫です!(5月6日来所)
     
  • 黒川古文化研究所の収蔵品が充実していることは知っていましたが、展示方法や解説などもとても工夫されていて見やすくわかりやすい。足を運んだ甲斐がありました。(5月28日来所)

第116回展観「武士が描いた絵画」

  • とても素敵な展示品と詳しい解説を拝見できてとても嬉しく思います。高校生の私にも非常にわかりやすく楽しむことができました。また期待と心から思うとともに、人文関係へ進みたいという気持ちがつきました。(11月18日来所)
     
  • 武士の高い精神性に驚かされました。崋山の乳狗図は線を使わず毛描で輪郭を作っていることが発見出来、技価の高さに驚かされました。(11月20日来所)
     
  • それぞれの作品に特徴があり、見るのに時間はかかりましたがゆっくりと落ち着いて鑑賞できる空間だと思います。最近の展覧会は、照明が暗く作品が見にくいと常々感じておりますが、こちらの照明は明るさ、角度などとても展示品が見やすく考えられていると思います。(11月20日来所)

第114回展観「中国鏡でめぐる神仙世界」

  • 銅の%により鏡の表情が異なり面白いですね。 製作時代により文様、大きさ、組成成分も違っていて、ツヤや錆に影響しており、鏡の顔が異なり、楽しいです。 今回、初めてきましたが、環境といい、内容といい、ベストです。これからは数多く来たいと思います。(10月17日来所。66歳男性)
     
  • 鏡のうらにおさまる世界にいろいろな意味を込めて製作したのだと想像しながら見させていただきました。毎回興味深い展示をありがとうございます。(10月29日来所。50代女性)
     
  • 成分分析を併記するなど展示とは研究なのだということがよくわかりました。仕事でも活かしていきたいと思います。(11月14日来所。男性)
     
  • 久しぶりに黒川古文化研究所を訪れ、大好きな銅鏡をたくさん観察し、さらに鏡への研究意欲が高まりました。とくに成分分析に関心が高いので、数値をモノとを比べながら、納得の観覧ができ、幸福感に浸りました。(11月14日来所。男性)
     
  • 中国鏡を見るのは初めてでした。眼前で見ることができることと単眼鏡のおかげで細部までしっかりと観察できました。わかりやすい解説もあり、中国鏡の世界に引き込まれて時間を忘れてしまいました。2人の子供も「キレイやね」と言っていました。(11月22日来所。男性)

第113回展観「日本刀・小袖と古代中国の酒器」

  • すごい登り坂、やっと素晴らしい景色の館へ。刀は時々、他でも見ることがありますが、見どころの詳しい解説付きでよかった。すこし講座をきかせていただいたが、染料の話は一部、理解できただけでも勉強になった。次の景色はいかに?楽しみにしています。(5月23日来所のお客様)
     
  • 「鰻に藻図小柄」が、とても本物の鰻のぬめぬめさが出ていて、銅に銀を混ぜただけで本物感を出せるのがすごいと思いました。今日も、いろいろなものを見せてくださり、詳しい説明でとても勉強になりました。(4月29日来所。小学5年生)
     
  • 小袖がそれぞれの織り方の拡大写真とともに解説されていて、わかりやすかったです。大学で、小袖を専攻しているのですが、非常に勉強になりました。(4月25日来所。大学生)

第112回展観「円山応挙の門人たち」

  • 絵はとても細かく描かれていて、特にひげや髪の毛が何本も描かれていました。すばらしい技術だと思いました。(小学4年生)
     
  • 「屏風の前の畳がうれしくて…せっかくなので座って拝見いたしました。使われていた当時の目線、楽しかったです。(10月26日来所。女性)
     
  • 私が特に驚いたのは筆だけを使ったグラデーションで、細かい表現がされていることです。墨で文字も絵も描ける日本の文化に感動しました。(中学2年生、美術部)
     
  • (西洋絵画との)プロポーションの違いや、立体感の目のつけどころを見て、これからの活動に使いたいと思う知識ばかりでした。授業で使う資料の中に、お気に入りの水墨画があるので、今度、じっくり見てみようと思いました。(中学2年生、美術部)

広島女学院大学「見学実習」より

  • 見学した中では、黒川古文化研究所が最も印象に残っています。展観「円山応挙の門人たち」を開催するにあたって注意したことや展観に込められた思い、こだわりのポイントを研究員の方に伺うことができ、その後、展覧会を見学したので、より理解が深まりました。キャプションや解説は、作品の説明をするだけでなく、鑑賞するときの意識に関することも書いてあり、考えさせられるものでした。来館者に語りかけてくるような解説は初めてだったのでとても新鮮で、面白いと思いました。
     
  • 今回14館を見学して、それぞれの館に特徴があり、それに合った形で展覧会が開催され、そこには学芸員の思いがあるので、同じ博物館・展覧会はひとつもないのだと改めて感じました。また、今までは展示から込めた思いを汲み取ってもらうのが展覧会だと思っていましたが、解説によって思いを伝えることもできるのだとわかりました。今後もできるだけ多くの展覧会に足を運び、自分の目で見て聞いて、少しでも吸収したいと思いました。
     
  • 怒濤の3日間でした。短期間に14館を回ったこともそうですが、個人では足を向けることのないジャンルの博物館を見学し、新たな発見と興奮で矢のように時間が過ぎ去りました。訪れた博物館は、国・公立美術館から、民間の研究所や、個人宅を一般公開したものまで、種々様々でした。一般に、誰でも知っているような作品を目玉に展覧会を企画している館に人気が集まり、多くの来場者数を記録した館が高い評価を得ていますが、この実習で博物館の価値は一概にそれで決まるとも言えないことに気付かされました。潤沢な予算があるため集客を見込める企画展を開催しているところから、魅力的な所蔵品のみで勝負をしているところ、あるいは資料研究に特化しているところまであり、各々の役割を果たすことに努めており、決してひと括りに語ることはできないものでした。 
     
  • これまで個人的に訪れていたのは前者二つだったので、最も関心を寄せたものが3つ目の「資料研究に特化している」館でした。もっとも、全ての博物館において収集・保存・調査研究・展示の要素を兼ね備えていると思いますが、中でも展示の上でそれが顕著であったのが黒川古文化研究所だと思います。 黒川古文化研究所は、東洋の古文化の正確な知識の普及に寄与することを設立目的に掲げている通り、その展示方法も正確性を求め、研究者の眼を通して見るがごとく作品を鑑賞できます。「円山応挙の門人たち」と題された企画展は、これまでの展覧会で主眼として紹介されてきた応挙本人については直接言及することを避け、その門人たちがどのように師のわざを受け継ぎ、あるいは深めていったのかを学ぶことにより、逆説的にそのもとである応挙を知ろうとすることを趣旨としています。 展示室は一つで、作品数も約50点と、見学館の中では圧倒的に少ないものでした。しかし、企画展の構成意図は明確で、ただ漫然と作品を見渡すのではなく、200年前の芸術家がその筆先から生みだした一本一本の繊細な線を見つめ、なぜそれが名品と呼ばれるのか、そもそもそれが本物であるのか、という問いを常に鑑賞者に投げかけています。一般の鑑賞者にもクリティカルな思考を養ってもらおうとする姿勢がそこにあると感じました。そして、それこそが、私が研究に特化している博物館だと考えた理由でもあります。
     
  • なんとなくこの絵が好き、という感情論から一歩進んで、この技法を巧みに使ったここがすばらしい、だから好き、という鑑賞態度へ導いており、それが「正確な知識の普及」の土台をなしているのだと思います。まだ、私自身の言葉を用いて博物館の存在意義や学芸員のあり方について語ることはできませんが、そのきっかけをつかめた館として、印象深いものとなりました。 
     
  • 今回は足早に通り過ぎたものがほとんどでしたが、その分だけ多くの博物館に出会うことができ、非常に充実した内容となりました。博物館について学んだ者として、それにふさわしい鑑賞態度をこれからも学び続けたいと思います。
 
「『広島女学院大学博物館実習報告第15号』(2014年3月14日発行)より抜粋 」
TOPへ戻る