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次回、開館は2026年10月です。

2026年 夏季講座

2026年8月29日(土)

黒川古文化研究所・西宮市共催
第72回夏季講座
          
「謎の4世紀」を読み解く
東アジアの中の古墳時代
 
開場 9:30 開会 10:00
参加費無料  
事前申し込み不要(先着順・定員250名)
 
 卑弥呼と倭の五王の遣使の間の時期は、中国の歴史書から倭(当時の日本)に関する記述が消えるため、「謎(空白)の4世紀」と呼ばれています。しかし近年では、中国・韓国・日本の考古資料と文献史料の新発見と再検討によって、この時代の実像が明らかになりつつあります。
 4世紀の東アジアでは、中国大陸で魏晋から東晋・十六国にかけて政治的変動が生じる一方、朝鮮半島は高句麗・新羅・百済、さらに加耶が並立し、国家形成の重要な時期に位置づけられています。倭においても、古墳出土品には対外関係の変化が反映されており、魏晋王朝の交渉によってもたらされた銅鏡などから、次第に加耶との交流で得られた青銅器・鉄製品へと変化する様子が見て取れます。また、七支刀や広開土王碑などの史資料は、百済・高句麗との友好・敵対的な関係を示しており、倭と東アジア諸国の多面的な関係を考えるうえで重要な手がかりとなっています。
 今回の講座では、各地域を専門とする研究者による報告を通じて、「謎の4世紀」を倭に関する記述の空白としてではなく、古代東アジア史の変革のなかに倭を位置づける機会としたいと思います。


 当講座についてのお問い合わせは黒川古文化研究所(  0798-71-1205)まで。

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