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次回展観予告

2024.10.12(土)▶︎▶︎▶︎11.24日)

132回展観
文雅の典範清朝盛世の書画

明代末期、文人官僚の董其昌は書画の両面において晋唐宋の古典から自身に至る歴史を探求しました。彼の理論と作風は江南諸都市に広まり、価値観多様化の極にあった明末の世に一つの典範を打ち立てます。清代に入り、名君・康熙帝は董其昌を敬慕し、その門流の書画家を側において宮廷文化を指導させました。中国史上最高峰の繁栄を見せた清朝“盛世”(康熙・雍正・乾隆年間)の「正統派」の画と「帖学派」の書は、伝統を咀嚼し正面から乗り越えようとする「倣古」の制作論、洗練された文人趣味を表す「筆墨」の美意識により、奥深く魅力的な世界を現出しています。
本展観では、まず董其昌の古書画研究、ついで彼の理論と作風が江南全域に伝播し康熙宮廷で集大成されるまでの展開を示し、正統派の画と帖学派の書の優品を陳列します。







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